着ぐるみが入らない / 味平 豊橋カレーうどん

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これが筋トレの弊害か….

本格的に筋トレを初めてもうすぐ1年。
これまで着ていた服がぴちぴちになる程度には身体が大きくなってきた。
そう、身体が大きくなった。
肩幅が広くなり、腕も太もももふくらはぎも太くなった。
しかし私の着ぐるみは、、、、メスケモである、、、。。

着ぐるみ全盛期のころ、メスケモを着るために体型の維持を頑張ってきた。
なるべく男らしい体つきにならないよう、脂肪も筋肉もつけずに

しかし、あのころから自己肯定戦闘力が増し、(プライベートなのになぜか)責任と前に立つ機会が増え、いよいよもやしであることの弊害の方が増えてきたのである。
男として生まれて男であることを認められなかった私が、
自分以外のために男を武器にすることを選んだのである。

私が持つ3体の着ぐるみ(アイラ、リベット、ダニエル)は私自身のアイデンティティと強く結びついている。
アイラは私のメスの部分のFursonaであり、私自身。明るく楽しくゴスロリが好きなメスケモ。ごくごく自然体の私である。
リベットは私のメスの部分がなりたかったメスケモであり、メスとしての私の憧れ。強く美しく、そしてセックスシンボル的な存在。
ダニエルは男の私が羨ましいと思う姿(憧れとは違う)、かっこかわいくて、いろんな服を着れて、楽しいことするのが似合う姿。

こういった着ぐるみ達が体型的に着れなくなるのは悲しいことであるが、一方で自分の中でアイデンティティとの折り合いがつき、着ぐるみで彼女たちを表現することにこだわらなくてもいいのでは?と思っている。

着ぐるみは私にいろんなものを与えてくれたし、今でもこの界隈を大切に思っている。でも、着ぐるみを着ないことを咎められる必要はない。というか、肩幅が完全に雄の状態で彼女たちを人目に晒すのは私の美学に反する、、、というのもある。(アイラは特殊なボディにしているのでまだいけると思うけど)

着ぐるみで表現したかったことを自分自身で表現する。
それも悪くはないのかもしれない。

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ロワジール豊橋に向かう途中に見かけたお蕎麦屋さん。
The地方の蕎麦屋というオーラがする(おもに手書きメニューから)。

豊橋は実はカレーうどんがご当地グルメとして推していて、独自の豊橋カレーうどんなるものを作っている。
wikipediaによるとそのルールはこちら
1.麺は自家製麺であること
2.器の底からごはん、とろろ、うどんの順番に盛る
3.豊橋産のうずらの卵を使う
4.福神漬けまたは壺漬け、紅ショウガを添える
5.愛情を持って作る

なぜとろろご飯が使われるのはちょっとよくわからないけど、そもそもカレーうどんなので不味くなるリスクがほとんどないというのは強いわよね。

ということで豊橋の蕎麦屋でカレーうどんを食す。

カレーるぅはよくある蕎麦屋のカレーで、出汁を効かせつつとろみを片栗粉でつけたタイプ。カレーはどうやって食べても美味しいのだ。

自家製のうどんは印象が薄くて、あんまり覚えていないわ、、、そんな麺を食べ進むと、底の方にご飯の感触。いる、たしかにいる。

とろろの味もカレーに打ち消されてよくわからなかったけど、うどんの後に締めの御飯が勝手についてくる感じかしら。お米をすくって食べるのはちょっと大変だったわ。皿を洗うのは簡単そうね。