「化学調味料」とは? / 六厘舎 得製つけめん

シェアする

化学調味料が入ったものを食べると舌がピリピリするっていう人いるじゃない?
あれをいう人をそこそこ馬鹿にしてたんだけど、
実はこの前似たような感覚に遭遇したのよね。

とあるやっすいカップラーメンを食べたときのこと。
パッケージからやばさが伝わってくる、聞いたことのないメーカーのアレ。
案の定、カップラーメンの癖に余りにもな味だったので、手元にあった醤油と本だしと味の素をぶっかけたの。
そしたら突然舌の先に走るピリピリ感!衝撃の感覚!

これまで舌の先がピリピリするなんてあのデマ製造漫画の受け売りだと思ってたので、本当にびっくりした、本当にあるんだ、と。
でもよーく味わってみるとね、なんか違うのよ。
このピリピリ感、わたし知ってる気がする。
そう、これは、、、、、塩だわ。

そう、塩味のピリピリ。しょっぱいもん食べたときのアレよアレ。
多分適当にぶち込んだうま味成分でマスキングされててわかなくなってるけど、これかなりきつい塩味を感じてるだけなんじゃないかしら。つまりはただの塩分過多。高血圧への片道切符。
この舌先のピリピリ感、確かに化学調味料に対して憎悪を抱いていたら、もう絶対これのせいだ!!ってなる気がするわ。
実際結構キツイもの。
ごめんね馬鹿にしてて。でも彼らの舌は決して良くはないと思うわ。

ということがあったので、
世間に対する態度が少しだけ丸くなりました。あんまり斜に構えすぎるのもよくないわよね。。


東京駅ラーメンストリート。
立地的に最強のこの地にラーメン街を建設しようだなんて誰が思いついたのかしら。
結果的に大当たりだけおd、どこの店もピーク時には女子トイレ並の混雑よ。

土曜日の11時ぐらい。
午後の予定まで時間があったので、2時間待ち覚悟でいざ突入。
した割には、30人ぐらいの行列なので、1時間弱で入れてしまった。

粘度も高く、固形物もぎっしり、魚粉ましましした濃厚なスープが、全粒粉加水率低めの麺に絡む絡む。
魚介豚骨濃厚ガッツリで美味しさの塊みたいなつけ麺スタイルの金字塔ね。
濃い目の味が苦手な人はラーメンの方がよさそうだけど、
私的にはかなりアリだったわ。

ちなみにさっきさんざっぱら化学調味料の話をしたので、じゃあここはどうなの?といわれそうだけど、
正直にいうとわからなかったわ。
少なくとも味のひらべったさとかもやっとしたうま味という感じはなかったので、大量に使ってないことは確実だと思うわ。でも適量の化学調味料なんて人間の舌じゃ判別できないし、わかったところでだからなんだという感じ。
あーだこーだ言う前に、二郎インスパイヤ系のトッピングで「粉」とか「課長」をぶっこむ連中を見習ったほうがいいわね。

スープ割にすると雰囲気がガラっとかわって、
濃厚さに潜んでいた上品さ、味の複雑さが顔を出す。
あらこんなにたくさんの素材が使われていたの、、、、という感じ。
そりゃぁ美味いはずだわ。。。

濃厚魚介スタイルを確立した伝説の店はさすがでした。
朝つけ麺も試してみたいわ。