東京の繁華街といえば新宿・渋谷・池袋。
新宿と池袋はいわゆるラーメン激戦区といわれていて、
有名かつ実力も伴うお店がそりゃもう、腐るほどあるわ。
でも渋谷ってあまりラーメンのイメージがなくて、
どちらかというとオサレボウルだとかチョップドサラダだとか、
まぁ流行りもののお店が多いイメージよね。
そんな渋谷で常に上位を維持しつつ、周辺のレベルを引き上げているのが喜楽。
渋谷道玄坂の奥の方。
ラブホ街、ソープ街に突入する手前ぐらいに行列を作る。
平日の昼間に行ったけど、約10人待ち。20~30分ぐらいは待ったかしら。
1階と2階に分かれていて、
1階のカウンターへ。着席すると同時に厨房のおっちゃんから「注文は?」。
いやいや、あたしまだ座って2秒しかたってないんだけど?
と思いつつ、食べログですでに決めていたので
「もやしワンタン」を注文。
が、おっちゃん怪訝な顔。「どっち?」
どっち???もやしとワンタンの合わせ技はあったはず。むしろどっちも楽しめるよぐらいの推しで書いてあったじゃない?
戸惑っていると、麺とワンタンどっち?
麺とワンタン???ワンタン麺というチョイスじゃないの????
と混乱しながらメニューを見たら解決。
ここには「もやしワンタン」と「もやしワンタン麺」の二つのメニューがある。
わかりにくい!
なんとか無事に「もやしワンタン麺」を注文して、
しばらくしてついに登場。
こがしねぎ油の香りがとてもよい。もやしの火加減も適切。野菜炒めと醤油ベースのラーメンの組み合わせの最強バージョンというやつかしら。これは近くにあったら毎日通うわ。
ワンタンも尋常じゃないおいしさ。ただし野菜炒めと麺で完成されているところに、ワンタンは少し欲張りすぎだったかもしれない。もやしワンタン麺よりも、もやし麺かワンタン麺のどちらかがベターかもしれないわ。
オシャレ若者タウンの渋谷でナンバーワンをとるラーメンは意外にも古典的な野菜炒め醤油ラーメン。それでもやはり繁華街一のレベルは本物だったわ。