新橋に岡山ラーメンなるものがあったのでトライしてみた。が、その前に岡山ラーメンなるものをあまりよく知らなかったので調べてみた。
Wikipedia情報によると、岡山のラーメンといわれるものとして笠岡ラーメン、岡山ラーメン、トンカツラーメン、新見ラーメンの4つがあるらしい。ただし岡山ではラーメンを中華そばと表記することのほうが多いらしい。
スープはカエシとしては醤油がメインだが、出汁は鶏ガラのパターンと豚骨のパターンの二つがある。以前倉敷に行ったときに食べたラーメンは豚骨醤油と醤油の2種類があった記憶がある。
具の特徴はチャーシューが豚肉ではなく鶏肉を使うこと、らしい。しかしこれは出典があいまいなのでわからない。まぁとにかく醤油か豚骨醤油であることは確実らしい、、。加えて甘口醤油であることから、恐らくそういう味なのだろうとの推察がつく。
そんなことは特に考えていなかったが、とりあえず新橋駅前で発見したのでトライしてみるのである。
店内はテーブル席がメイン。薄暗い照明に、BGMとして司馬遼太郎の朗読が流れる。何とも異質な空間である。手慣れたおばちゃんに注文をお願いすると、5分ほどで中華そばがやってきた。細麺で、かなりデロっとしている自家製麺である。これは仕様なのか、それともタイミングが悪かったのか。スープはやはり甘口な醤油系。あっさりしていて嫌いじゃないが、こちらではなれない味ではある。ちなみに通常のラーメンは600円とこの辺りにしては懐にやさしい値段。ここはとても素晴らしい。