何を始めるには何かを捨てなければいけない / CiQUE 塩ラーメン

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捨てはしなくてもお休みする必要はあるのよね。

たとえば最近私は筋トレを始めた。
筋トレをするためには、夜のまとまった時間、約1時間~1時間30分程度が週に3回必要となる。
その時間を確保するために
・残業時間=手取り
・自炊する時間
の二つがなくなった。

また、身体に筋肉が付いたことで
・雌の着ぐるみ
・サイズ小さめの普段着
この二つを着ることが出来なくなった。

筋トレという趣味、筋肉、ストレス耐性の3つを得る代わりに、上記の4つを失った。
これが等価交換なのかは知らないが、そういうものだからしょうがない。

誰しもが何かを得たいと思いながらも動くことができないのは、
それに対して犠牲にできるものを意識していないから、と思うのよ。
あれもこれもやりたいけど、結局どれも中途半端に終わってしまって何も身につかない。
とても悲しいことねよね。
(金をつぎ込めば多少はチートできるのだけどね)

ちなみに私の経験上、
何を身につけるためには週に1回では絶対に身につかない。
ほぼ毎日、少なくとも週に3回以上。それに対して時間を割かないと成し遂げることはできない。

たとえばJMoFというイベントを作るために、私は平均で週に6-8時間ほど時間を使っている。一か月で24-32時間。年間288-384時間ぐらい。
私の時給を2000円とすると年間で60万円↑。1500にまけても45万円↑。深夜残業手当を加算したら、、、だれかくれないかしら~~。
この時間をたとえば語学や絵を描くのにあてていたら、もう少し違った人生もあったでしょうね。恋愛する時間もあるかもしれない。逆にいえば、それらを得るためには私はそれを捨てなければいけない。ぶっちゃけ迷うわね。

何を捨てるか
何を辞めるか

決断の本質ってたぶんここなのよね。

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阿佐ヶ谷から歩いて15分ぐらい。
南阿佐ヶ谷の方が近い。

上品かつスタンダードな塩ラーメン。塩ラーメンで美味しいものを食べたいと言われたら、まずここを紹介しておけば大丈夫。

標準の塩ラーメンに自分でトッピングをチョイスして追加していく方式。
なぜトマトを追加しなかったのか悔やまれる。

甘くて味の濃い味玉や、自重で崩れるほろほろのチャーシュー。細かく刻まれたメンマにラーメンには珍しいお麩。

ラーメンそれ自体の完成度も高いのだが、美味しいトッピングを自分で選んで組み合わせることができるスタイル。これは楽しい。

一般的に塩ラーメンは没個性しがちではあるが、トッピングの美味しさと自由度の高さ。この二つでとても印象に残るラーメンでした。