麺屋一燈 チャーシューつけ麺

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ついにやってきたわよ食べログNo.1
ラーメンフリークなら一度は訪れておきたい超・有名店。

新小岩の駅で降りるのは何年ぶりかしら。
私がまだ高校生だった頃。当時付き合っていた彼女の家に遊びに行くために、
初めて降りた駅がここ新小岩だったわ。
あのころのウブな経験と、新小岩駅前のパチンコ屋の景色がアンバランスで、なんか思い出すたびに笑ってしまう。

そんな思い出深い新小岩に、30近くなって今度はラーメンを食べに、しかもセフレと来るというのが、また落ちぶれた感じがして、乾いた笑いがでるわね。ウケる。

久しぶりに降りる新小岩の街は、私にとくに何かの感情を想起させることもなく、ただただ見知らぬ街だったわ。ま、こんなもんよね。

一燈といえばラーメン好きなら誰でも知ってる超有名店。さぞ並ぶだろうし、どこにあるのかしら、、、と思っていたら、意外と駅近で拍子抜け。でもやっぱり並んでる。

金曜の夜、20時50分ぐらい。待ち人は15名ぐらい?もっと二重にも三重にも折り返した行列を想像していたけれど、金曜のこの時間ならこんなもんかもね。結構通いやすいじゃない。
3,40分程度で入店。冬の夜の3.40分は結構つらい。しかし寒さはラーメンにとっては好都合。蒸し暑いよりマシ。

鳥白湯と魚介の合わせスープ。麺の小麦粉は5種類。真空低温なんとか調理チャーシュー。予習で調べてみると、こだわりにくらくらしてくる。んなぁ、要は味だぜ味。

出てきたつけ汁と麺。見た目きれい。この綺麗な麺の盛り方、いいわよね。荒々しくどさっと乗るのもいいけど、こうやって見た目、細部まで丁寧な仕事してるのはとかく好印象だわ。レベルの高いラーメンは、その人の仕事の丁寧さや仕事への感謝みたいなものが伝わってくる。ここもその領域に達していることが伝わる。

この動物と魚介のWスープ、王道!と思いつつ、やはり王道の中でも別格。動物系のスープが鶏だけだから?濃厚とあっさりをうまく両立させてて、絶妙なバランス。こりゃ1位にもなるわ。真空低温なんとかチャーシューもお見事。温度管理の難しいこのチャーシューをラーメン屋のクオリティでできるのが素晴らしい。居酒屋ならこの肉一皿だけで結構な値段しそう。
あとあまり話題にならないけど、味玉も驚き。白身を固めに、黄身はトロトロに。どうやって作ったのこれ!?こんな味玉は初めて食べたわ。すごい。

さすが食べログ1位。王者のクオリティ。
あっという間に食べ終わり、金曜、東京の夜。まだまだ終わらない。

麺屋 一燈ラーメン / 新小岩駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8