ケモノとラーメンをかけ合わせてコンテンツ化させたい欲はあるのだが、どうやってコンテンツになるのかが全くそうぞうできないのである。
そもそもケモノはラーメンじゃないし、麺でもないし飯でもない。ちなみにラーメンをケモノに擬人化する画力もない。ついでにそれが楽しそうか?と聞かれると微妙でもある。でも圧倒的画力があれば想像する未来は違うのかもしれない。
別に誰に求められているわけでもないので、面白くなかろうがさっさと作ればいいのである。出ない神本より出るクソ本とはまさにその通り。ただ今の私に本を作るだけの時間的余裕はあるのか?いや、ない。
こんな誰かのためだけに生きる生活をいつまで続けるんだと思いつつ、今日も睡眠不足は続くのである。
メスケモがラーメンを食べる図は尊い。
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ハロー練馬区。練馬区、ここは23区でありながら私にとってなじみの薄い地域である。ラーメンの用事が無ければほとんど来ることはない。
大江戸線が練馬を通るという事もつい最近知ったのである。新宿から環状線をはみ出したアレがここにつながっているとは知らなかった。練馬区、豊島区、板橋区のあたりは本当にわからない。
そんな練馬に百名店常連の店がある。練馬駅から徒歩10分弱の駅近。ビブグルマンにも選出されたという。
特に鰹節の香り、鶏の旨味が強い濃厚スープ。油控えめ、無化調なので意外にくどさはない。このあっさり感を上品さにつなげられるのが腕を見せどころよね。
麺はストレート麺。以外にさらっとしたスープにもちゃんと絡んでいる。
四川風の辛肉玉を溶かすと雰囲気が一気に変わる。花山椒の香りと痺れ、辛みでこれまで上品にまとまっていたスープが一気に降りてくる。パワーで攻めるタイプのインファイター系に変化。これはがっつり好きな人にはうれしい味変化ね。
平日の夜であれば行列は数人で済む。土日は知らん。