仙川駅の改札をでて、まっすぐいって左の方にいったらやけにオシャレなすとりーとがある。
どうやら安藤忠雄ストリートというようで、
街をがんばってオシャレに、教養度を高くしようとしたが、
調布市の限界を迎えた、、といった感じがする。
どうにも仙川という街の雰囲気とミスマッチで、
この一帯だけ異様な空間となっている。
そのすとりーとを進んでいった先に、やけに開放的な交差点。その一角にこのお店がある。
調布で有名ない志井さんの支店。
店に入ると雰囲気は一転。
美味しそうな匂いに、楽しそうに話をする客。
いかにもお酒とアテが好きそうな連中が集まりそうな感じ。
これこれ、これが武蔵野の空気感よね、と一安心。
カウンター席に座り、今日はちょっとひっかけるだけと自分に問い直す。
とりあえずゆでたん、もつ煮込み。あとは串をすこし。
刺しは遠慮させていただくわ。
これでも微生物は専門分野なの。カンピロは人間様がどうこうできる代物じゃない。
酒はビールにハイボール。最近はホッピーの美味しさにも気が付いてしまった。
これらを全部飲まなくちゃいけないから、
まったく飲み会というのは金がかかる。
1杯だけ、からもう1杯。
1時間だけ、と入ったらもう終電。
結局平日なのに楽しく出来上がる。
これから京王線?冗談じゃない。あんな電車に乗るぐらいなら二次会に行った方がマシだ!
と響く声の先にはすでに誰もおらず。
気が付けば二次会に体力がついてこない年頃に。
家庭をもってるやつもいる。
私は孤独をひきつれて、優しい都心へ帰りましょう。
やきとり処い志井 仙川店 (居酒屋 / 仙川駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5