ラーメン食べ歩きをしていると、
店自体を気に入るときがある。
たとえば古典的なラーメン屋のイメージってどうかしら。
それはカウンターに椅子が数席並んでいて、
テーブル席が一つか二つ。
ちょっと油っぽい感じで、食べたらすぐに出ていく。
雰囲気は悪くないけど、そんなに長居する空間ではないわよね。
でも最近はラーメンの業態も多様化してきて、
いろんな食シーンや空間を提供してくれるわ。
単純にラーメンを食べるだけじゃなく、お酒をのんだり、お客さんとの交流を意識したり。
これまで入ったお店では、神保町のととこ(http://furrylife.info/2018/03/04/1690/)とかすごく良かったわ。
通いたくなる暖かさ、居心地の良さがある。
そして、ここもそういった居心地の良さを提供してくれるお店。
広い空間にキッチンと向かいながら食べられるカウンター。
小奇麗な椅子や家具がそろい、とても居心地がい。
メニューをみると、昼はラーメンを提供しつつ、
夜はアルコールも楽しめるようにしているのがわかるわ。
多分地元の常連さんが集まるのでしょう。
こういう居心地の良い店を経営しつつ、
仲間たちが集まる空間を提供できたら、とても幸せな毎日を過ごせそうね。
そして、そんな居心地の良い店で提供されるラーメンは
とてもあっさりした爽やかなものだったわ。
まずは見た目のインパクト。
正直ネタなんじゃないかと思うビジュアルだけど、大真面目。
10枚以上のったレモンの薄切りは、見た目のさわやかさに加えて、
とても良い酸味を提供してくれる。
食べるときはレモン用のさらに移してからの方が吉。
スープは野菜と鶏を使った、おそばのようなスープ。
解説ではトリプルスープと書いてあったわね。
とてもあっさりしつつ、上品にまとまったスープに、レモンの酸味がよく合う。
ストレートの細麺でいただくと、とても美味しい。
すごく上品で、爽やかで、気持ちの良さがあるわ。
そしてラーメンだけでは足りない方に、名物の鶏天。
これも揚げたてで、衣がカリっとしてて、いい油をつかってて、とてもおいしい。
肉の味がしっかりと感じられるよう、味付けは控えめ。
これをレモンラーメンと一緒に食べると、
肉の脂っぽさをラーメンがうまく解消してくれて、相性がとても良い。
ただし鶏天はかなり大きいので、自身がない方はハーフサイズもおすめよ。
長くなったけど、ほんとにおいしいし、雰囲気もマジgoodだし、近くにいる人はぜひ通ってもらいたいわ。
あたしもそろそろ独立かしらね、、、。