茅場町なのか人形町なのか / ラーメン雷鳥 1号ラーメン

シェアする

人形町には有名・老舗・名店がたくさんある。
しかし、ラーメンの決め手は欠ける。

人形町周辺に生まれ育って×0年。
この街が好きすぎて東京を抜け出せなくなった。
歴史・分化・治安、どんな面においても最強の街だと思っているが、
ラーメンだけはずっと弱かった。
しかしここ10年くらいで人形町にもラーメン屋が増え、
今ではオススメできる店もかなりある。

そんな人形町から茅場町方面、蠣殻町の交差点近くにサブカルな名前のラーメン屋がある。
ちなみに食べログでは茅場町周辺とあるが、
地元民としてはここは人形町駅周辺のくくりである。

月曜の夜20時ぐらいで、並ばずに着席。

特徴的なのが加水率高めの自家製麺。
それなりの太麺で、醤油ラーメンとの組み合わせはかなり意外。
コシが強く、しっかりと小麦の味を主張する。

鶏ガラ醤油はスタンダードながらも丁寧に作り上げた印象。
太麺に負けない体力のあるうまみ、それでいてしつこくないスープが印象的。
油がよいのだろうか、魚介がいい仕事をしているのだろうか。

具はスタンダードな醤油ラーメン具材。
大きな特徴があるわけではないが、しっかりと美味しく、具の役割を果たしていた。

あっさり系醤油ラーメンに太麺。
一見バランス悪い組み合わせを丁寧な仕事でマッチさせている一杯でした。