九州筑豊ラーメン山小屋 清澄白河店 チャーシューメン

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ブームは過ぎ去るが、土地は残る。
根ついた店はたとえ時代が去っても在りつづける。

何年前になるだろうか、東京で豚骨ラーメンが席巻していたのは。
右も左も豚骨ラーメンのあの時代に、
清澄白河、正確には白河の、清澄通りと清洲橋通りの交差点。
空気読めない感じのチェーンのラーメン屋ができた。

あれから十年、下手すりゃ20年近くたつのかしら?
センスのない看板はすっかり色あせて、
下町の品のなさに溶け込んでいる。
豚骨ラーメンブームが去り、魚介とのWスープが世間を賑わす中、
今じゃ貴重な東京の普通の豚骨ラーメン屋。

ここを訪れたのは年末。
イベントの打ち合わせで夜をあかし、ボロボロの状態で腹ごしらえ。

十年以上前に親と入った店に、
独身で友人と入る。
精神をせめてくるわね~~~。

ラーメン自体はいたって普通の豚骨ラーメン。
偏差値50のラーメンとはこういうことか。
店は地元に根付いても、味はチェーンのまま。
このアンバランスさも結構好きよ。

山小屋 清澄白河店ラーメン / 清澄白河駅森下駅菊川駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2