ラーメンと筋肉 / 用心棒 まぜそば

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呪文はショウガ辛玉ガリマヨ

最近筋トレにはまっている。
少し前まで細身のオカマであったが、ここ半年ほど筋トレしたおかげで、
多少人並みに筋肉をもつオカマになってきた。
30も近くなり、若い女装子と比較されることに耐えられなくなった結果、頼った先は物理パワーなのであった。

とはいえ筋肉をつけたからといってすぐに男に戻れるわけでもなく、
インターバル中に内股になっていたり、汗を拭く動作に艶っぽさを意識してしまうのは抜けきれない。
端的にいうと変人である。

筋トレを始めると食生活の見直しも必要になるのだけど、
困ったことにラーメンと筋トレの相性はそれほど良くはないのよね。
いや、むしろ悪い。

筋トレする者にとって、脂は敵。糖質は筋肉を育てるためにある程度必要だけど、
脂はさほど役にはたたない。魚の脂なら話は別なのだけどね。

筋トレに必要なのはやはりタンパク質。
ただタンパク質を食事からとろうとすると、どうしても脂質も同時にとってしまうことが多い。
鶏肉も油でソテーしてしまえば脂質だらけ。本当に脂質は厄介な存在。

そんな脂に加えて、炭水化物を大量に摂取してしまう悪魔の食べ物がある。
まさにそれはラーメンであり、特に二郎系は絶望的。。。
そう、そんな絶望的な悪魔の食事に手を出してしまったの、、、

仕事を早めに終えた18時頃に到着。
行列はなく、そのまま入ることができた。
直後に学生の団体さん(6名)が来たのでギリギリだったわ。

ここで有名なのはまぜそばなので、今日ばっかりは炭水化物も脂も忘れて注文。

特徴的なのは牛乳かと思うくらいに白濁したつけ汁。
よく乳化されており、あまり脂っぽさはない。あっさりしている。これが悪魔の技か。
トッピングのガリマヨは意外とガーリック感は強くなく、
300gの麺を食べる間飽きずに食することができた。
ニンニクマシにしてなかったのもあるが、ニンニク感がこれ以上強かったら完食は危うかったかもしれないし、明日の仕事にも支障が出ていたかもしれない。

具的にはネギ、卵黄、揚げ玉、鰹節など。
揚げ玉とガリマヨソースと鰹節があわさると、若干のたこ焼き感を感じなくもなかった。一瞬だけね。

二郎インスパイヤ系のまぜそばはあまり経験が豊富でないので比較は難しいが、
比較的というか、かなり美味しい部類なのでは?と思う。
普通サイズであればもう少し気軽に通えるのだが、それでは大事な何かを失うのでしょう。

胃に蓄えた脂質と炭水化物の塊が腹を圧迫し、プレグナントのような状態で店をでる。
この見た目は嫌いじゃないのだが、オカマのそれはただのメタボである。
また明日から筋トレをしよう。