ラーメン屋の名前の話。
私はラーメン屋を経営したことがあるわけではないので、
ラーメン屋の名前を決める時にどういうプロセスを踏むのかはしらない。
けれども名前というのはそのお店の顔ともなるものだから、
おそらくいろいろな想いや願いを込めてつけるのでしょう。
ちなみに私個人的に好きな名前は
音、じゃんがら、青島食堂あたり。
ハイセンスさよりも、覚えやすさと発音のしやすさが大事。
おしゃれネームは多すぎて忘れやすいのよね。あと難しい感じは普通に読めないわ。
さて今回訪れたのは『』というラーメン屋さん。人間には発音できない言葉で書いてあるわけじゃないのよ。名前がないの。だから『』。一応、周りにいうときは『無銘』と名乗っているらしいわ。オシャレか。
ちなみに名前ない系は渋谷と京都にもあったはずで、
そこは『名前のない○○』みたいな名前だったわ。パラドクス。
ここのラーメンは練り醤油を溶かしながら食べるスタイル。
練り醤油が溶けていない状態のスープは、ベジスープっぽい?さすがに塩味が足りない。そして粘度つよめ。なんかちょっとエッチね。
練り醤油を溶かすと、いい感じの濃厚醤油ラーメンになる。オシャレか。
麺は平打ち中太麺。オシャレか!!でもこのスープとはよくあっている。
スープといい麺といい、独自の世界観を持つラーメン。洋風の色が強く、目をつぶれば洋風クリームパスタでもいけるかもしれないわ。
トッピングのキャベツ、トマトねぎ(オシャレか…)との相性もよし。どろどろ麺の味のクドさはキャベツで打ち消して、飽きやすさはトマトねぎと練りしょうゆで変化をつけろということね。
独特なラーメンを提供する『』(無銘)さん。この店に名前がつくのはいつになるのかしら。でもこのオサレスタイルラーメンにはこの名前なしオサレスタイルが一番あうのかもしれないわね。
私もそのうち、名前のないオカマとでもしてやろうかしら。社会から外れ、男である自分を否定し、男にも女にもなれず、オカマという一般化に甘えながら肺がんかエイズで死ぬ名前すらない。。。。やめておきましょう。