私は文章を書くのが好きなんだと思う。
いわゆるブログというものを最初に作ったのは中学2年生の時だった。
中2なんて毎日毎日学校で、金もないし大きな遊びができるわけでもない。
もちろんアニメのように街中で戦闘が起きたり異世界に飛ばされたりするわけもなく、
楽しいながらも大したことのない日常を過ごしていた。
そんな毎日を過ごしていながらも、私はほぼ毎日ブログを更新していた。
当時何を書いていたのか、今は全く思い出せない。
ブログそのものは酔った勢いで閉鎖したし、
ログを残してるわけでもない。
私の黒歴史は無事封印され、忘却の彼方に流されていったのだ。
毎日毎日、日常でおきた出来事を綴っていた。
高校生になったら受験勉強のことを、
大学生になったら社会に対する憤りを、
そして社会人になって、オカマとなってもラーメンのことを。
大した継続である。
趣味は文章を書くこと、おそらく立派に誇れるでしょう。
しかしそこで疑問に思うことがある。
私の文章はうまくなったのか?
昔から特段文章を褒められることもなかったし、本は好きだが小説を書いたことがあるわけではない。ライティングの教育を受けたわけでもなく、大学は理系、しかも獣医である。就活で某新聞社から内定を頂いたが、結局いまは企業での研究の道をすすんでいる。
自分の文章を客観的に評価する手段を持たない私は、
おそらくいつまでたっても癖の抜けない、自分本位のわかりにくい文章を書いているのだろう。それでいいのかもしれないが、それじゃ満足しないところもある。
私の文章はうまくなっているのか?興味がある。自分の実力を知りたい。
だって私は、文章が好きなのだから。
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笹塚駅を出て甲州街道を渡り商店街へ。
入って少し下あたりに、地元感たっぷりなラーメン屋がある。
気さくな女性の店員に促され、
部活帰りの高校生たち、おそらく近所にすむ小学生姉妹、無愛想なおっさんと並んで席に座る。なかなかの下町感である。
ラーメンは非常に優しい豚骨。豚骨ラーメンというより、豚だしを使ったラーメン、と表現する方が適切なぐらい優しいラーメンだわ。
変な小細工なしに基本をしっかりと作って美味しくしているので、とても好印象。
これなら小学生にも好まれるわね。
もちろんスープの優しいというのは薄いという意味ではなく、しっかりとコクもある。
細麺との相性も良く、豚骨ラーメンの中ではとても印象に残るわね。
それでも今一つパンチ力が足りないと思う人は卓上のマー油を追加するといい。
脂のうま味と香りが追加されて、攻撃力が底上げされるわ。
ただしラーメンとしてのキャラはぶれる。
敷居は高くなく、それでいて味はしっかり。
地元にあったら嬉しい一軒でした。