魚には旬と好みがある。
秋の月は秋刀魚の季節。２０１８年はどうやら秋刀魚を心配する必要はないらしい。
最近よく好きな魚は何かと聞かれる。
端的に言えば私は鯛が好きだ。焼いてもよし、寿司にしてもよし。お出汁ととにいただく鯛雑炊は日本の素晴らしい食の一つでしょう。
鯛に限らず昔から白身魚全般も好きなのである。鯛の他にはキスの天ぷらが好きだし、ギンダラの粕漬けなんか最高だと思わない？
寿司なら鯛と平目、その他は海老である。最後が甲殻類なのは気にしないで。
白身魚が好きならじゃあ脂のきついお魚は好みじゃないのねと言われそうだが、そんな事は一言もいっとらん。しゃけあじはまちかんぱちサバマグロ、魚で食べられないものはない。（唯一寿司のサーモンはあまり食べないけど）
特にこの旬の時期の秋刀魚は最高よね。
一人暮らしをして焼魚を自炊する機会は極端に減ったけど、やっぱり秋刀魚だけは何としてでも食べたいわね。外食でいい秋刀魚を食べさせてくれるお店はないのかしら。。
と思っていたら、私の願いをかなえてくれる場所があった。
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飯田橋から神楽坂と反対方向にしばらく。
店名が秋刀魚という振りきった店がある。
土曜日の１７時、開店と同時に二人で入ったのだが、予約がかなりうまっており、２時間制をお願いされた。ここは基本予約が必須らしい。
まずは刺身の盛り合わせや焼秋刀魚を注文。
イカの塩辛もお願いしたのだけど、イカが不漁なので無いとのこと。そういえば今年はイカが全く獲れてないらしいわね。
秋刀魚の刺身に焼き秋刀魚。秋の味。顧客の求めていたものはこれよこれ。
そして〆には名物だという秋刀魚寿司。
こればっかりは自宅じゃなかなか食べられない。しっかりと酢が効いて、シソが爽やかに香る。旬の脂ののった秋刀魚が丸ごと一本、相当大きいはずなのにいつの間にか食べきってしまっていたわ。
最高の時期に最高のお店で最高の秋刀魚をいただきました。
絶対にまた来るわね。