東京担々麺Rainbow パープル担々麺DX

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私は昔から赤色が好きだった。

でも赤色は女の子の色なので、男に生まれた私は赤色を使うことは許されなかった。

その代わりに親が私に与えたのは青色だった。

青色は男の子の色なので、青が好きじゃないのは「普通」ではなかった。

やがて大人になった時に昔を思い出す。

拒否できなかった青と、好きに選べるようになった赤。

その二つから生まれたのが紫。

エンジ色が似合うといわれたこともあるけれども、

ハンパもんの私には紫はお似合いなのかもしれない。

なーーーんてことを考えながら食べていたわけじゃないわよ。

食べて寝て起きたら思いついたの。

いつぞやのテレビで紹介されていたこのお店。

七色の担担麺から選ぶことができるらしい。

赤、橙、白、緑、黒、黄、そして紫。

調べてみたら竹ノ塚の有名店・しおの風のグループとか。

ってかあそこそんなに大きいグループだったのね。。。

真っ赤で広くておしゃれな店内。客席数は結構多め。

奥にはなんとドリンクバー。

麺を頼むと好きに飲めるらしい(味はお察し)

好きな色の担担麺を選べと言われても、

担担麺にそんなこだわりもないし、

色ごとのキャラクターもいまいちパっとしないので非常に選びづらい。

とりあえず一番キワモノのオーラを出している紫色をチョイス。

あと辛さは1-5の5辛で。いわゆる激辛。明日はケツは無理ね。

写真でもわかるとおり、いろいろな要素が詰め込まれすぎていて、

あまりキャラがたたない。インスタ映えしない。

一応紫キャベツと紫いもベースのスープらしい。

紫いもの甘味が担担麺の辛いスープと絶妙のミスマッチで、これはこれで個性あったわ。

紫キャベツは完全に色だけね。食べるときは邪魔でしかなかった。

5辛にするとなかなか辛みは強いのだけど、

単純にラー油を5杯入れましたみたいな状態で、ここはちょっとNGね。

ラー油の酸化臭がかなーり気になって、ほかの味がよくわからなくなっていた。

飲み放題とかライス食べ放題とかのサービス精神はいい感じだったけど、

担担麺はもう少し改良の余地ありかしら。

でもパープルは七天王の中でも最弱…の可能性もあるから、

一押しのレッドを食べてみればもう少し印象が変わるかもしれない。

複数人できたら盛り上がることは間違いなし。

こんなとこに複数人で遊びにきたらその時点でもう地獄だけどね。