ある金ない金 / アルポルト・クラシコ そごう横浜店

シェアする

「飲み会」にきた。
そう、飲み会である。

世の中にはいろいろな業界がある。
金があるところにはあるし、ないところにはない。
私はどちらかというと「ない」側の業界にいるが、
周りには「ある」側の人たちもたくさんいる。
そんな人たちとの飲み会であった。
決して鳥貴族などにはいかない業界。

4月ということもあり、世の中には就活生たちが溢れている。
新入社員が20代前半に過ごす業界というのは、否が応でも今後の人生に影響を与えてくる。
その時に金がある側にいるべきか、ない側でもいいのか。
最低限暮らしてはいけるという暮らしは、
惨めではないが豊かな生活でもないのがここ数年の日本の現実だと思う。

金のある、なし。それを分けるのは何か。
1つ確実に言えるのは金に対する執着だろう。
人によっては金への執着に悪いイメージがあるかもしれない。
けれど見方を変えれば自己防衛の1つの意識ともいえる。

無い金を追いかけるのが躊躇われるなら、せめてある金を守るのは当たり前。
若者が飲み会にいかない理由もここにある。

しかし一度飲み会に来てしまった以上、ここから先は全力で楽しむが最良。
今回は飲み放題付きのコースにシャンパンをプラス。

コースは前菜数品に、
パスタとメインを選ぶことが可能。
私は桜鱒のパスタと、本日の肉料理(豚肉をチョイス)。
思い出のカルボナーラや子羊背肉のローストと迷いに迷ったが、、後悔はない。
ちなみに思い出のカルボナーラは卵黄を2つ使うらしい。

飲み放題のワインも軽いなりに香りがあり、
あたりまえだが鳥貴族あたりで飲めるものとは違う。

半個室で声量に気を使うこともなく、
楽しい時間を過ごすことができた。

気を使いすぎず、安すぎず、
ちょうどいいお店。
そんなセリフを言い放ってみたいものね。