食べログ3.58の法則 / 菊乃井

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ラーメン屋を調べるときは食べログを参考にすることが多い。

なんだ食べログの点数なんか参考にしてんのかこのオカマは
と思うかもしれない。実際私もそう思う。

食べログで批評し点数をつけるレビュアーがどれだけご立派な舌を持ってるのかって話だし、
というかそもそもあの点数は味以外の要素も入る。
だから食べログの点数なんて参考にならんと思う人の方が多いでしょう。
私だって「食べログの点数が高いから美味しい」なんて言いたくはない。

しかし食べログを参考にしながらラーメンを200杯ほどたべてみたところ、
とても限定的ではあるけれども、食べログが参考になる法則を見つけた。

それは何かというと、
都内のラーメン屋で、食べログ3.58以上が付いている店は大抵美味しい。

大事なのは、この法則は「都内のラーメン屋」にしか当てはまらないということ。
そして3.58未満の店にも美味しい店はたくさんあるということ。
ただその店がラーメン屋であり、都内にあり、3.58以上の点数がついていれば、まず外れはひかない、ただそれだけのこと。

これが都内じゃなくなるとね、話がかわるのよ。
間違いなく地方の方が点数が甘い。高得点でも地雷を踏む確率がかなり高い。
そしてこれはラーメンにしかあてはまらなくて、つけ麺でも坦々麺でもまぜそばでも二郎系でもダメ。特につけ麺は点数が高めに出やすいと感じるわ。
(そして繰り返して言うけど、3.58未満でも美味しい店はたくさんある。)

都内でラーメンで3.58の壁を突破した店、失敗したくなければここを選ぶこと確実ね。

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ラーメン愛にあふれる私だけど、たまにはちょっとお高い料理を食べるのよ。

ちょっといいものを食べようというランチ会。
京都の美味しい料理を京都人の洗礼を受けずに食べたいというので赤坂にやってきたわ。

明らかに金をもっていそうなマダム達をかき分けつつ、
ちょうどお昼に到着。かき分けたマダムは後ろの席に座ってたわ。

6月ということで、
メニューは初夏を意識した涼しげな組み合わせ。
早めにとれた京野菜に、鯛、鱧、鮎といった食材が続く。

特に琵琶湖産だという小ぶりの鮎が素晴らしくおいしかったわ。
串焼きになっていて、丸ごといただくことができる。
いわゆる稚鮎というやつね。
こんな小さな子を食べてしまう罪悪感なんて吹っ飛んでしまったわ。この子たちは生まれながらの食材だと考えましょう。

そして蓋物。穴子とユリ根の甘さがお出しとよく合う、そして万願寺唐辛子のアクセントもいいわね。

最後は鯛のごはんでしっかりとおなか一杯になることができたわ。
これも王道だけど、ほんっとに美味しいわよね、、、。

ラーメンで使う味覚や脳みそとは全然違うところを働かせることができて
とても楽しむことができたわ。
やはり定期的にこういったお店でリハビリしないとね。

次はどこに行こうかしら?