東京の西側を支配する京王帝国。
ここに住む者は京王にインフラというインフラを支配され、
外部に出るためにはすべて京王線という関所を通らなければいけない。
その第一の関所となるのがここ明大前。
といってもこの前のダイヤ改正で笹塚に準特急が止まるようになったので
今その勢力は削られつつある(?)
しかし何と言ってもここは京王帝国民が憧れの地、
下北沢や、吉祥寺そして渋谷に出兵する時の拠点となる場所。
まだまだ乗換駅の力は顕在。
新宿、市ヶ谷、神保町を有する都営新宿線よりも魅力的にうつるのだろう。
という前置きから入り、
たまたま明大前での乗換えで時間ができてしまったので、
明大前グルメ(ラーメン)に行ってきたわ。
明大前駅から徒歩2,3分ぐらいにある中華そばのきび。
スタンダードなあっさり中華そばや背脂入りのこってり中華そば、そしてつけそばの3種類が主力メニューみたい。
あまり食べすぎると後々の仕事に響くので、
今回はあっさり中華そばを選択。
まぁスタンダードな中華そばねーという感じ。。。。。
かと思いきや、そんなこと全然なかったわ。いい意味で予想を裏切られた。
スープはスタンダードな鶏がら、豚骨、野菜の組み合わせなのだけれども、
背油が一切入っていないのに旨みとコクと塩味のバランスがとてもよい。
澄み切った色もGood。
よくある系なのに、とてもレベルが高い。驚き。
麺、チャーシューもとてもおいしい。
麺は中太縮れ麺という大正解のチョイス。これよこれ。
味もしっかりしていて、あっさりスープによく映える。こういうのを味の輪郭があるっていうのかしらね。
そしてチャーシューを中心とした具も、スープを土台にしてうまみが増強されて、いいコンビ。とろとろでとてもおいしいチャーシューだったわ。
2017年もそろそろ終わりが見えてきたけども、
いいお店をみつけてしまったわ。
スタンダードな中華そばの組み合わせの枠に入りながら、クオリティのレベルは枠を完全に外れている。
明大前というちょっと微妙な立地だけども、これからどんどん人気が出るでしょう。おすすめ。