ズートピアをみて考えたことメモ

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ネタバレだけど書き散らしたいからここにかく

ズートピアは差別がテーマじゃない。多様性がテーマ。そして多様性を重要視する私たちの時代を肯定しつつも、そんな私たちのうちに根深く残る差別意識を再認識させる問題提起。多様性を声高く叫びながらも、差別意識を脱し切れていない私たちに対して。

けれども、私たちの未来は私たちの努力です変えられる。私たちの未来は自分で獲得することができる。決して敵ではないが、味方ではない大人たちの時代とは違う。
若者の未来を描く姿勢。私達が主人公だという姿勢。枯れ果てたものたちとはちがう。

日本でどう捉えられるか?
おそらく20代には響くだろう。40代以上には無理だと思う。あれは「今の時代を生きる若者」に向けての映画。10年後の若者にもわからないと思う。
20代で、都市にいて、この映画の空気感がわからないとしたら、もうあなたは今の時代を生きれてないのかもしれない。時の止まった大人の時代の人間なのかもね。
そして日本はそういう人が多いよね。多様性を叫ぶ段階に至ってない。だからあれが差別派ダメですよ映画に見える。差別もあるが、重要なのは多様性を認めた生き方の肯定なのだ。ここまでは日本人は理解できないとおもう。