木場と東陽町の間にある担々麺のお店。
店の看板に大きく「担々麺」と書いてあるので非常にわかりやすい。わかりやすいのだが、店の名前はとても分かりにくい。担々麺って書いてあるアレ、、、となる（それでいいんだろうけど）。店内はカウンターのみの食券制度。
平日の昼時であったが、ワンオペで回しているようだ。この地域の昼を一人で回すのはとても大変だろう、、。
メニューは担々麺をベースに山椒入り、汁なしなど。担々麺の基本から外れない姿勢は評価できる。ちなみにお昼はチャーハンが無料で作らしい。担々麺とは、、と思いつつも普通にうれしい。
スープは辛みペーストで粘度が強く、ドロッとした印象。ひき肉も入っているので、味としてはかなり重い部類だろう。辛さ痺れを強調しすぎない担々麺なのは個人的にGOODポイント。最近は食べていて味がわからなくなる担々麺がおおくて、、。
麺は自家製麺のようであるが、少し粉っぽいというか、悪い言い方をするとチープな味がする。ただこれが重くてドロッとしたスープとの相性が悪くなく、全体的にB級グルメ的な味に落ち着いている。バランスはしっかりとれているのである。
意識も絡みも痺れも値段も高い担々麺が巷にあふれる中、とてもノスタルジックな担々麺を食べることができた。スープも麺もまだまだ改良の余地はありそうなので、ぜひこの路線を継続していってほしい。