【書評】UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の「なし遂げる力」 / 味噌専門マタドール

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こんなものに手を出すのか…と思われそうだが、あたしはビジネス書に関しては雑食なので割と難でも読むのである。ただしほとんどがななめ読みか速読なので30分ぐらいで読み終わっている。(自分に関係ありそうなところにマークがつけられている)

さて、日常生活で成し遂げる力が高まれば最大のメリットが得られるものはなんだろうか?

この本の冒頭で出てくる問いである。
あたしはこの質問がこの本のエッセンスの60%ぐらいだと思ったわ。
一体自分は何がしたいのか?自分が成し遂げたいことは何なのか?なぜこの本を手にしたのか?それを自分の頭で考えるプロセスを踏むことができたら、もう半分ぐらいは問題解決ね。

成し遂げたい項目のリストアップが終わったら、成し遂げ小技の紹介を受ける。
①目標を小さく刻む
②コミュニティに参加する
③重要性を認識する
④簡単にする
⑤ニューロハックする
⑥夢中になる
⑦ルーチン化する。

個人的のこの七つのうち、①、②、④、⑦は自分の力で何とかできると思った。ほかはね、運や価値観次第かしら。ちなみにニューロハックはこの本ではよくわからなかった。

そしてもう一つ。
自身の行動を下記の3つに分類して、望ましくない行動に対してどういう対処をすればいいのか検討する。
①自動行動
②衝動行動
③一般行動
どれにどう対処するかは本を読んでみてね。だいぶネタバレだから。

最後に、あんまり予想してなかったのだけど、組織論もすこしあった。これは結構いいこと言っていたわよ。
成し遂げるコミュニティに必要なもの
①メンバーを信頼する
②価値観を共有し、自分の居場所と思える
③自尊心を保ちやすい
④ソーシャルマグネットを感じる
⑤報酬が得られる
⑥権限があり、能力を発揮できる
居心地が悪いと思ったら上の6つを意識して、自分で変えられるものは変えてみるといい。変えられないのであれば、その組織から離れたほうがいい。

―――――

北千住にある味噌ラーメンである。牛骨ラーメンマタドールの味噌バージョン。

個人的に味噌ラーメンは醤油の次に好きなジャンルであるが、東京にはなかなか気に入る味噌ラーメンがない。最強の味噌ラーメンに出会うための旅はまだまだ続く、、、。 ~fin~

とここで終わるわけにはいかないので、ちょっと前から目をつけていた味噌味専門マタドールにやってきた。足立区に住んでいたころはいつでも訪問できると思っていたが、いざ引っ越ししてしまうと北千住でもなかなか遠さを感じる。
地元の店は住んでいるうちに制覇するべきね。

マタドール本体の魂を受け継ぎ、牛骨を使用した味噌スープを使う。かなり色物かと思いきや、牛骨みはあんまり感じないかな心配しなくていい(?)
甘味と塩味の主張が強いドロドロスープなので、味の複雑さにちょっと脳が混乱する。平打ち多加水麺も斬新な組み合わせで、私は少し苦手だったけどこれはこれでありなのかもしれない。

トッピングはオシャレにトマトとかレンコンとかあるのだけど、牛の油かすがなかなかいい存在感を出している。というか関東でこのトッピングはかなり珍しいのでは。コクとパンチ力をさらにバフで上乗せするので、オシャレ系ラーメンにとどまらずなかなかな満足感である。

運命の味噌ラーメンとまではいかなかったが、それなりに実力を持っていると思ったわ。最強の味噌ラーメンは一体どこに、、、、。