学習と訓練と上達 / 新橋亭(しんきょうてい) 虎の門店 パイコー麺

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何事もすべては真似から始まって、
訓練して、学習して、上達する。
茶道では守破離という考え方がある。
ビジネスはフィードバッグが大事ともいわれる。

どんなものでも、まずはとりあえずやってみて、一つの型にはまるように訓練する。
そこでうまくいかないことを分析してフィードバックするのが学びで、訓練を改良すると上達がある。何もかもがこれなのよね。
学習のない訓練はいつまでも上達しないし、訓練のない学習は何の役にもたたない。
継続しない訓練は効率が悪く、継続しない学習は意味がない。
努力は結果論であり、上達に必要なのは訓練の量と学習の質。
自分に言い聞かせるように。

ちなみにラーメンブログはいったいどうしたら上達するのかしら?
そもそもラーメンブログにおける上達ってなに?
よくわからないが、ラーメンを食べ、自分で評価し、文章を書き、そのラーメンについて書いている他人の文と比較し、さらに自分の文章を校正をする作業はなんかうまくいっている気はしている。

それでいったいどんなものが身につくのか。独身が板につくだけじゃないのか。

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虎の門というやや卑猥な地にはニッショーホールがある。
40年近く前に作られた古いホール。仕事でたまにくるのよ。
そこの地下に、これまた古びた中華料理屋、新橋亭がある。
シンバシじゃないらしいわよ。シンキョウって読むらしいわよ。
こんな都心で、まだ昭和~平成の時代がのこっているのね、という空間。

ランチタイムだったのでお勧めのパイコー麺を注文。空席もわりとある。
5分ほどでザーサイともやしのつまみとともにやってきた。

無難なしょうゆベースに、衣をつけて揚げた豚肉が鎮座。思ったよりシンプルな見た目だけど、味はなかなかこってりしっかり。香辛料とフライドオニオンがラーメン屋のラーメンとはちょっと違う感を演出する。ただし麺は少しのびている。

食べログやグーグルを見る限り、常連のお勧めはほかのメニューのようだ。
やられた。まぁまたどうせくるので、ちゃんと学習して次回の訓練に活かしましょう。