滑舌の点数 / 麺や七彩 喜多方らーめん(煮干)

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滑舌が悪い。
昔っからとにかく滑舌が悪い。

「ひ」と「し」が同じになる。
会話をしていて聞き返される。
中途半端な小声ができない。
雑踏の中で声が通らない。。。。

途中からただの文句になったけど、とにかく私は滑舌が悪く、それを気にしているのである。

さいきん三十路を間近にして、自己肯定感向上プロジェクトを実施している。
自分自身が苦手意識を持っていたことにあえて取り組み克服することで、
人生の死にたさを軽減しようという目論見である。
その一つに、滑舌の悪さの克服が選ばれた。

滑舌をよくする方法はネットを調べればいくらでも出てくる。
奥歯に割り箸をぶっさす方法、「あめんぼの歌」を発声する方法、早口言葉を練習する方法etc….なるほどどれも口の筋肉を使ってる感がでて、効果がありそうなのである。

しかし、ここで1つ問題点がある。

いつやめるか、である。

私の滑舌力は偏差値で言えば38ぐらいだとは思ってるのだけど、実際どれくらい悪いのか数値化もフィードバックもされないのでわからない。
もともと苦手なものなので人並みにできるようになればいいのだけど、さてその人並みというのが具体的にどれくらいなのかがわからない。

何ができるようになればいいのか、だれにどういわれればいいのか、私の滑舌に点数をつけてくれる機械がどこかに落ちていないだろうか。

こんなところで、PDCAのうちのCとAが実行不可能なプロジェクトの難易度を思い知らされるとはね。
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むかしそこそこ濃厚接触を重ねていた人が好きだったラーメン屋。
本人に対する興味を失い思い出すこともできなけども、
ラーメン屋の記憶だけは私の中にのこっていた。

久しぶりにその人の連絡先をLINEの中で見つけたので、
連絡は取らずにラーメン屋にやってきた。

中に入るととても清潔感溢れる店内。そして目の前には麺をうつ場所がある(ここってなんていうのかしらね)。
自家製麺であることをしっかりアピールしてくるわね。

注文をうけると、手際の良い兄ちゃんが早速麺を作り始める。
注文を受けてから作り始めるので少し時間はかかるが、目の前で麺が作られていく様はなかなか面白い。注文の待ち時間が全然苦じゃなかったわ。

少し太めに切られた麺を、仕上げにギュッギュッっと手もみを加える。ナチュラルな縮れ具合とコシはこのひと手間によってつくられるらしい。

喜多方風の醤油と煮干しのスープ。
味の方はというと、、、

めちゃくちゃ美味しい

醤油の洗練されたキレと、香ばしささえ感じる煮干しの香り。
そこら辺のヒトを選ぶ煮干しラーメンとは全く違う、極めて上質な煮干しらーめん。
さらにそこに打ちたてのもちもちな麺がやってくる。
不揃いな食感が食べる楽しみを、そして打ちたての甘い麺の味がラーメンの喜びを教えてくれる。
いやはや、これは素晴らしい。

具材もすべて美味しかったはずだけど、スープと麺のあまりのレベルの高さにすべて持ってかれてしまったわ。それぐらいに一つ二つ天井を突き抜けたレベルにいる。

今年食べた中でも1,2を争うレベルの超ハイレベルなラーメンね。
自己肯定感高めてる場合じゃない。死ぬまでに一度は食べたほうがいいわ。