Anthroconに参加して考えたこと

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みんな知ってると思うけど、Anthrocon(以下AC)に行ってきました。
みんな知らないと思うけど、実は今回初ACだったのです。

ACはとても楽しかったです何か楽しかったかというと
・普段会えない海外のFurryと話ができる!(英語勉強しててよかった)
・普段会えない海外の着ぐるみと会える!(リアル系はやっぱ強い)
・普段買えない海外の物販を買える!(お金使いすぎ問題)
・普段とは違う着ぐるみに対する反応を貰える!(向こうはとっても紳士)
・普段とは違う場所で着ぐるみを着れる!(町の人の反応はとっても素敵)
・普段とは違う規模のイベントを体験できる!(勝てねぇよ…)

などなど…
まぁ挙げればきりがないぐらいたくさんあります。

でも今回、実に4回目の海外コンベンションに行ってみて、何か今までの感じ方が違ったように思ったのです。
いや、むしろ、今までの上にあげたような楽しみが強すぎて、今回感じた楽しみ方の存在感が消されていたというのが正しいかもしれない。

その楽しみ方ってのは、
自分の生き方のヒントを得る、ということです。

最近自分の中で、ケモナーであること、Furryであることというのが、人生の中で大きな領域を占めるようになってきてるのです。

今の自分の言葉で言えば、FurryであることがLifestyleになってきている。

でもこのFurryとしての生き方ってとても難しくて、なにせ日本には前例があまりない。自分の周りにも若い人ばっかりで、ライフステージがあがったらFurryとしての活動をさっぱりやめてしまう人も多い。

そんな中で、孤独にFurryとしての人生を手探りで行くというのは、とても不安だし自分っていったい何者なんだという答えが欲しくなる。特に私は、Furry以外にもいろんな複雑なパーソナリティを抱えているし。

私は仲間が欲しいし、情報が欲しい。Furryが何を考えて、どうやって生きていことができるのか。自分の生き方の、Furryに対する態度を決めたいと思っている。

そんなこんなが募る中で、ACというビッグでヒュージでクレイジーなイベントに参加するわけです。
あのイベントには、Furryという自覚のある人たちが何千人と集まる。自分たちがFurryであることを自覚し、それについて面と向かって考えている人たちがたくさん集まる。そしてみんなそのことについて言葉をもっていて(ここが日本と決定的に違う)、そんなパネルもたくさんある。沢山の参考となる事例がころがっている。生き方に対するヒントがある。

これが、海外コンベンションに行く価値なんだな、って思ったわけです。

すごく楽しいし、自分にとってなくてはならない時間と場所、孤独から解放される瞬間なのだと思いました。
未来の自分よ、2016年のクソ暑い夏にはこんなことを考えていたぞ!

おわり